東京が一時的に松本をホームにするとかしないとかという報道が一部流れております。東京の社長が東京スタジアムの姿勢に関してかなりおかんむりのようです。確かに、「サッカーの試合の2日前にコンサートをやって何が悪い」と言われた日には、サッカーを見せることを商売にしている人間からしたら怒って当然でしょう。2002年のワールドカップの決勝戦の前日に、決勝戦の会場にセレモニーのリハーサルで入る機会があったのですが、ピッチ上には白いシートが掛けられ、芝生にかなり気を使っていました。スタジアムを管理する側が芝生の管理を厳重に行うのは管理者の義務だと思います。ただ、個人的に気になっているのは、単に「芝生の管理が杜撰だから」社長が怒ったのかどうかということです。
東京スタジアムが開業した年(2001年)のゴールデンウィーク、東京はなぜか四国の丸亀で試合をしていました。実は、味スタでの東京対札幌戦は今年がはじめてだったりします。「なぜ、ゴールデンウィークでホームで試合ができないのか」とサポーターの間で物議を醸しました。
ここ数年の夏のコンサートで、芝がボロボロの状態で試合をせざるを得ず、選手が怪我をしたということもありました。芝の入れ替えを行ったようですが、根本的な解決には至らなかったようです。
また、東京スタジアムの国体用改修に当たって、何の説明も無く事が進められていると東京の社長(当時は専務)がファンクラブ通信のコラムで苦言を呈していました。
東京スタジアムにとって、FC東京、ヴェルディ、a-vex、Xジャパン、ハーレーダビッドソン、どれも大事お客さんなのでしょうが、どれも「お客様の一つ」でプライオリティが無い、この姿勢に東京の社長は憤りを感じていると推測するのは私だけでしょうか。
あともう一つ、「味スタで戦えない」発言は、スタジアム周辺の人々に対する警鐘でもあるのかなと思っています。先日の柏戦が17000人。調布で試合をやり始めて8年、それ以前にもスタジアム近辺に営業をかけていて、飛田給はホームの雰囲気を醸しだせるようになりました。ただ、動員はここ数年横ばい状態。長い間営業をかけてきた割に動員が伸びないことへの焦りもあるのではないかと思います。「もっと味スタに来てくれよ」というメッセージにも取れないことは無いのではないかと思っています。「東京スタジアムに対する牽制」、「スタジアム周辺住民に対する牽制」が過日の報道に繋がったのではないかと推測しています。FC東京の営業方針には言いたいことはありますが、今回は割愛します。
いずれにせよ、東京スタジアムとの関係は修復しなければいけないでしょう。同じ役人にせよ、スポーツに理解のある役人がスタジアムの社長になってくれないものかと思います。
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